NH Investment & Securitiesは3月12日、信用供与限度額に達したことを受け、信用取引融資の新規買いを一時停止すると発表した。信用取引は3月10日に再開したばかりだったが、再開を待っていた買い需要が集中し、2営業日で再び与信枠の上限に達した。
同社によると、停止の対象は信用取引融資の新規買い。12日から別途通知があるまで停止する。一方で、売り建ては引き続き可能としている。
同社は今回の措置について、「資本市場法に基づく信用供与限度額を順守するための措置だ」と説明した。
資本市場法では、総合金融投資事業者が信用供与を行う場合、その合計額は自己資本の100%を超えてはならないと定めている。
NH Investment & Securitiesは3月5日にも、限度額到達を理由に信用取引を停止していた。その後、10日にサービスを再開したものの、信用買い需要が一気に流入し、短期間で再び上限に達した。
金融投資協会によると、国内株式市場の信用取引融資残高は足元で32兆8041億ウォンに達し、過去最高を更新した。
最近のKOSPIの堅調な推移を背景に、投資家が資金を借り入れて株式を買い付ける動きが急増したことが主因とみられる。
大手証券各社が信用取引融資関連サービスの停止や縮小を相次いで打ち出す中、こうした貸し出し抑制の動きが業界全体に広がる可能性も指摘されている。
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