Databricksは、データエンジニアリングと分析の自動化に向けたAIエージェント「Genie Code」を発表した。SiliconANGLEが11日(現地時間)に報じた。
今回の発表は、AIエージェントの適用範囲をソフトウェアエンジニアリングにとどめず、企業のデータワークフロー全体へ広げる流れに沿うものだ。Databricksはあわせて、AIエージェントの性能評価を手掛けるスタートアップ、Quotient AIの買収も進めた。
Genie Codeは、単なるコード補完ツールではなく、データ業務の計画から実行までを担うシステムとして位置付けられている。AIがデータを直接解釈し、作業を最適化できるよう設計したという。
Databricksの製品管理シニアディレクター、ケン・ウォン氏は「従来のコーディングエージェントはコード補完に重点を置いているが、データ業務ではより複雑なコンテキストが求められる」と説明した。さらに、データに関する文脈はソースファイル内に収まるものではなく、組織内のデータシステムや過去のクエリパターンを分析しながら、利用者の意図を把握する仕組みが必要だと述べた。
Genie Codeは主にDatabricksのプラットフォーム上で利用するが、外部データソースとの接続にも対応する。これにより、データエンジニアの役割はコードを書く作業から、AIエージェントの監督や調整へと移っていく可能性がある。
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