AIコーディングスタートアップのLovableが、2月の月間売上高で1億ドル(約150億円)を記録し、年換算売上高(ARR)も10億ドル(約1500億円)を超えた。TechCrunchが11日(現地時間)に報じた。
スウェーデン・ストックホルムに本社を置くLovableは、開発経験のないユーザーでも自然言語でWebサイトやアプリを作成できる「バイブコーディング」ツールを提供している。サービス開始から3年で利用者は800万人に拡大し、KlarnaやHubSpotなどを企業顧客に持つ。
同社は最近、「Earworm」キャンペーンを展開し、非開発者でも手軽にアプリを作れる点をアピールした。スウェーデンのバンドBoko Youtが参加したこのキャンペーンでは、ユーザーがLovableを使ってアプリを開発する様子をリアルタイムで紹介している。
マーケティング統括のサラ・ウィン=ウィリアムズ氏は、「技術的なバックグラウンドがない人でも、Lovableを通じて創造性を引き出せることを示したかった」と説明した。
創業者兼CEOのアントン・オシカ氏は昨年のWeb Summitで、「Fortune 500企業の半数以上がLovableを利用している」と述べていた。
Lovableは今後、企業顧客の開拓に向けてセキュリティ機能を強化する。プロトタイプ作成にとどまらず、実際の製品開発まで支援できるようプラットフォームの拡充を進めている。
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