画像=Everpureのロゴ

Everpure(旧Pure Storage)は3月12日、ファイル向け「ActiveCluster」の対応を拡充したと発表した。ポリシーベースの自動化によって、停止を伴わないデータへのアクセスと柔軟なデータ移動を可能にし、同社が掲げる「Enterprise Data Cloud」構想を加速させる。

今回の拡充により、企業はポリシーに基づいて、さまざまなストレージ環境間でデータを柔軟に移動できるようになる。障害時やメンテナンス時でも、停止を伴わずにデータへアクセスできるようにする。

同社によると、AIブームを背景に非構造化データの処理需要は拡大している。一方で、多くの企業は依然として、フラッシュやクラウド、AI時代を前提としていない旧来のアーキテクチャに依存しているという。既存のストレージでは、最新のAIワークロードが求めるスループットに十分対応できないケースが多く、データ供給の不足によってGPUが十分に稼働できない状況も生じているという。その結果、データ管理ポリシーが特定のストレージ機器に縛られ、柔軟性が損なわれるほか、データサイロの固定化につながると指摘した。

新機能の「ActiveCluster for File」は、ファイル環境全体で複数システムをまたぐデータ移動性を提供し、既存の高可用性機能を拡張する。Everpure Fusionと連携し、Purity環境に統合することで、組織は可用性や移動性に関するポリシーを一元的に定義できるようになる。

FlashBlade・FlashArray部門のバイスプレジデント兼ゼネラルマネジャーを務めるショーン・ハンセン氏は、「既存ベンダーは依然として、1990年代のインフラ中心設計に縛られている。ファイルデータがサイロ化されたハードウェアに縛られれば、移行は業務停止を伴い、データ移動も手作業に頼らざるを得ない。ActiveClusterはこの問題を根本から変える」と述べた。

その上で同氏は、「Everpureはハードウェア中心の発想から脱却し、アプリケーションとデータを直接つなぐ『app-to-data』モデルへ移行した。単一プラットフォーム上で、企業が求めるスピードで運用できるようになった」と説明した。

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