Cohesityは3月12日、データ保護・セキュリティ製品群を刷新し、企業のAI活用を支えるレジリエンス基盤を強化すると発表した。
今回の更新内容は、同社イベント「Cohesity Catalyst on Tour」で公表した。主権クラウドに関する新たなパートナー連携に加え、脅威検知機能を高度化したほか、中堅企業でもエンタープライズ向け機能を導入しやすい簡素化パッケージを投入する。
同イベントでは、AI導入の加速と保護を狙う戦略「Enterprise AI Resilience」も発表した。あわせて、CyeraをベースにしたDSPM(Data Security Posture Management)ソリューションも披露した。
さらに、Cohesity Gaiaの機能拡張を通じて、データ保護、セキュリティ、AIベースの分析・インサイトを単一プラットフォームで提供する方向性も示した。
Cohesityの最高製品責任者(CPO)、バス・マーフィ氏は、「AIはデータの価値を引き出す一方で、新たなリスクも生み出す」と説明。その上で、求められるレジリエンスとして、脅威の早期検知、正常と確認された状態への迅速な復旧、複雑な環境全体を大規模かつ高速に管理する能力を挙げた。
同氏は、「今回の更新は、顧客がAIを本格導入する中で、信頼できるデータ保護・セキュリティ基盤をさらに強化し、プラットフォームの使いやすさと活用範囲を広げることに重点を置いた」と述べた。さらに、「データ保護とセキュリティを統合プラットフォームとして提供し、イノベーションの加速を支援する」としている。
Cohesity Koreaのイ・サンフン支社長は、「AI活用が広がるほど、データ保護、セキュリティ、規制対応を統合的に管理する力が企業競争力の中核になる」とコメントした。
その上で、「統合プラットフォームを通じて、国内企業が複雑な規制環境下でもセキュリティリスクを抑え、信頼できるデータ基盤の上でAI活用能力を確保できるよう支援する。安全かつ競争力のある形でAI時代に備えられるよう後押ししたい」と述べた。