TVINGは12日、映像物等級委員会が選定する「OTT自主等級分類」の優秀事業者に、国内事業者として初めて選ばれたと発表した。
映像物等級委員会は前日、「OTT自主等級分類・優秀事業者の表彰および成果共有会」を開き、国内外10社のOTT事業者を対象に、2025年の自主等級分類業務の運用状況や利用者保護の取り組みを総合的に審査した結果を公表した。今回の表彰は、法令順守にとどまらず、自主的な等級分類の運用と利用者保護に積極的に取り組んだ事業者を選ぶもの。TVINGはその対象として、国内事業者として初めて選定された。
TVINGは、コンテンツの企画段階からサービス提供後の管理までをカバーする5段階の審査プロセスを整備している。等級分類の運用では、7つの審査要素に基づく詳細なチェックリストを導入。既存の映画・ビデオ作品にはない「7歳等級」を含む5段階の等級体系を構築し、VODからライブ配信まで全サービス領域に一貫して適用しているという。
青少年保護の取り組みも評価された。利用者が設定したプロフィール年齢の視聴等級を上回るコンテンツは、一覧表示の対象外とし、検索結果にも表示しない仕組みを導入した。あわせて、青少年観覧不可コンテンツの等級表示を強化し、19歳以上設定のプロフィールに切り替える際の認証手続きも厳格化した。TVING上で配信するYouTubeコンテンツにも自主等級分類を適用し、保護対象の範囲を広げた点も高く評価されたとしている。
このほか、コンテンツごとに自主等級分類の担当者を明確にし、責任の所在を可視化したほか、全コンテンツを対象とする事後モニタリング体制も整えた。
TVINGの関係者は「利用者が安心して視聴できる環境づくりに向け、自主規制と保護体制を継続的に強化していく」とコメントした。