ゼロトラスト対応の企業向けインターネットサービス「Flexline ZTNA」を発表したKT。写真=KT

KTは3月12日、企業向けインターネットサービス「Flexline ZTNA(Zero Trust Network Access)」の提供を開始した。SD-WAN基盤にゼロトラストの考え方を取り入れ、アクセスの都度、利用者や端末、アプリケーションの権限を確認する。あわせて、量子暗号技術に対応した機器ラインアップも追加した。

Flexlineは、回線、IP、機器、運用監視などを一体で提供する企業向けインターネットサービス。SD-WAN技術を採用し、業務環境やネットワークの利用状況を分析しながら、必要な帯域を柔軟に調整できる。

国内外の各種クラウド事業者に対して、必要な容量での直接接続に対応する。ファイアウォールやVPNなどのセキュリティ機能も標準で備える。

今回のFlexline ZTNAは、既存のFlexlineにゼロトラストを適用したサービスだ。従来のVPNのように、一度ログインすれば継続的に信頼する方式とは異なり、ユーザー、端末、アプリケーションごとに、接続のたびにAIを活用して権限を確認する。

端末側では、アンチウイルスの導入状況やセキュリティパッチの適用有無など、セキュリティ状態に応じたポリシーに基づいてアクセスを制御する。新規顧客に加え、既存顧客も追加サービスとして利用できる。

KTは、企業向けインターネットのセキュリリティ強化策として、量子暗号技術を適用した機器ラインアップも拡充した。金融業界など高い水準のセキュリティが求められる企業の利用を想定している。

また、クリーンゾーンやAIメールセキュリティといったKTのセキュリティソリューションと組み合わせることで、多様なサイバー攻撃への対応を強化できるとしている。

ミョン・ジェフンKTエンタープライズ部門サービスプロダクト本部長(常務)は、「Flexlineは、SD-WAN基盤のネットワーク競争力に、ゼロトラストや量子暗号など次世代セキュリティ技術を組み合わせた企業向けインターネットサービスだ」とコメントした。そのうえで、「さまざまな業種の顧客が、Flexline ZTNAを通じて、より安全に企業向けインターネットを利用できるようになる」と述べた。

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