NCSoftの北米法人であるNC Americaは3月12日、米インディー開発スタジオMtheVesselが手掛ける新作タクティカルFPS「DEFECT」のグローバルパブリッシング権を獲得したと発表した。
「DEFECT」はMtheVesselが開発中のタクティカルFPS。NCSoftは2025年5月、同社に戦略的出資を実施している。
本作はUnreal Engine 5を採用し、PCを含むマルチプラットフォーム向けに開発を進めている。両社は協業を通じ、シングルプレイ要素を含む新規コンテンツの開発と、グローバル展開に向けたサービス準備を進める方針だ。
MtheVesselは2023年設立の開発スタジオで、米テキサス州オースティンに拠点を置く。「Doom」「Quake」「Call of Duty」「The Last of Us」「Borderlands」「Tomb Raider」「Uncharted」など、複数のAAAタイトルに携わってきたベテラン開発者が立ち上げた。FPSやアクションアドベンチャー分野での経験を生かし、独創性と完成度を備えた新規IPの開発に注力しているという。
MtheVesselのエマヌエル・パラリックCEOは、「今回のパートナーシップは、新たなシューティングタイトルをグローバル市場に投入するうえで重要な節目になる」とコメント。「NCの支援を通じて、新たに加わるシングルプレイ体験に向けたクリエイティブ面の基盤をさらに強化できると期待している」と述べた。
NC Americaのチン・ジョンヒ代表は、「『DEFECT』の戦術的で近接戦闘を軸としたゲームプレイは、競争の激しいグローバルFPS市場でも十分な競争力を持つ」と説明した。そのうえで、「開発初期から中核開発陣と緊密に連携してきた。今回のパブリッシング契約を通じて、開発スタジオをより積極的に支援していく」と述べた。