企業向けコラボレーションソフトを手掛けるAtlassianが、全従業員の約10%に当たる約1600人を削減する。AIと法人営業への投資を拡大するためで、CNBCが11日(現地時間)に報じた。
マイク・キャノン・ブルックスCEOはブログで、今回の人員削減について、AIと法人営業部門への投資原資を確保し、財務体質を強化するための措置だと説明した。対象者にはメールで通知する見通しだ。
Atlassianは、新型コロナウイルス禍でクラウド型コラボレーションツールの需要拡大を追い風に急成長した。一方で、生成AIを巡る競争の激化を背景に、株価は年初来で50%下落し、2021年の高値からは84%下落した。
今回の人員削減に伴う費用は、2億2500万~2億3600万ドルを見込む。削減手続きは年末までに完了する予定だ。
Atlassianは昨年にも500人と、全従業員の5%に相当する人員を削減している。プロジェクト管理ソフト「Jira」を展開する同社は、AI機能「Rovo」の普及拡大も進めている。
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