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引き出しに長年しまっていたUSBメモリは、再び接続しても問題なく読めるのか。こうした疑問に対し、オンラインメディアのGigazineは10日(現地時間)、ITブロガーのザック・バンスによる長期実験をもとに、USBメモリのデータ保持性能を紹介した。実験では、無通電で保管した32GBのUSBメモリに6年後もビット劣化は確認されなかったという。

実験は2020年に始まった。ザック・バンスはKingston製の32GB USBメモリ10本にデータを書き込み、通電しない状態で長期間保管して、時間の経過による内部データの変化を調べている。焦点となったのは、保存データにビット劣化が生じるかどうかだった。

2022年に公開されたブログでは、保存から1年後に確認した「ドライブ1」と、2年後にテストした「ドライブ2」のいずれでも、ビット劣化は見られなかったと報告した。10本を用意したのは、無通電で長期間保管した場合の変化を継続的に追跡するためだとしている。

テストを終えたドライブにはあらためてデータを書き込み、1年後に再点検する形で検証を続けた。この過程では、一部のドライブが引っ越し中に約1カ月にわたり氷点下の環境に置かれた可能性もあったという。それでもデータ破損の有無を継続して確認した点が、この実験の特徴といえる。

その後の検証結果も同様だった。保存から1年後の「ドライブ1」、2年後の「ドライブ2」、3年後の「ドライブ3」、4年後の「ドライブ4」をそれぞれ点検したところ、いずれもビット劣化は確認されなかった。さらに、5年後には「ドライブ1」から「ドライブ4」を再テストし、6年後に「ドライブ5」を点検したが、結果は同じだったという。

今後は、より長い間隔で検証を続ける。ザック・バンスは、USBメモリが10年以上データを保持できる可能性が高いとみて、毎年新たなドライブを確認する方式は取らない方針を示した。今後は8年後に「ドライブ6」、11年後に「ドライブ7」、15年後に「ドライブ8」、20年後に「ドライブ9」、27年後に「ドライブ10」を順次テストする予定だ。

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