SecurityScorecardは3月11日、韓国法人を設立し、ウ・チョンハ氏が責任者に就任したと発表した。脅威インテリジェンスを活用した第三者リスク管理(TPRM)を軸に、韓国企業のサプライチェーンにおけるサイバーリスクの可視化と低減を支援する。
同社は2013年に米ニューヨークで設立された。サイバーセキュリティ格付けを提供し、企業や組織が自社のサイバー衛生の状況を定量的に把握し、改善するための仕組みを展開してきた。
同社によると、脅威インテリジェンスに基づくTPRMは、規制対応にとどまらず、実際のサプライチェーン上にあるサイバーリスクの把握と低減を支援する取り組みだという。
ウ・チョンハ氏は、サプライチェーンのセキュリティはもはや単なるITの課題ではなく、売上高や契約、さらには企業の存続にも影響し得る経営課題になっていると説明した。
そのうえで、世界の顧客や投資家の間では、第三者により検証可能なサイバーセキュリティ態勢を備えた企業を取引先として選好する動きが強まっていると指摘。サプライチェーンセキュリティは、企業の信頼性を測る指標になりつつあるとの見方を示した。
また、韓国企業は高い技術競争力を持つ一方で、サプライチェーン全体の透明性と可視性の強化は引き続き重要な課題だとした。SecurityScorecardとして、韓国企業がサプライチェーンリスクを早期に把握し、グローバル基準に沿ったサイバーセキュリティ能力を構築できるよう支援するとしている。
ウ・チョンハ氏は25年以上にわたり、グローバルなサイバーセキュリティ業界でキャリアを積んできた。SentinelOne、Varkada、FireMonなど海外セキュリティ企業の韓国拠点立ち上げを主導した実績を持つ。