金融専門家のリック・エデルマン氏は、ステーブルコインの金利を巡る論争が、暗号資産業界にとってより重要な規制整備を遅らせる恐れがあると警告した。CoinDeskが10日(現地時間)に報じた。
エデルマン氏は番組「マーケット・アウトルック」で、この論点について「暗号資産業界がこだわるべき問題ではない」と述べ、法案成立に向けては妥協が必要だとの認識を示した。
銀行業界は、ステーブルコインの普及が預金流出につながるとして反発している。これについて同氏は、「銀行ロビーは非常に強く、最終的には銀行側が押し切る可能性が高い」と分析した。
その上で、法案が成立すれば暗号資産市場が大きく上昇する可能性がある一方、成立が中間選挙前にずれ込めば、審議は長期化する公算が大きいとの見方を示した。
エデルマン氏は、ステーブルコインの金利を巡る議論よりも、規制の明確化を確保する方が重要だと強調した。妥協を欠けば、市場の停滞が長引く恐れがあるとも指摘している。
また、暗号資産市場は成熟に伴って主要銘柄への集約が進むとし、ビットコインについては2030年までに50万ドル(約7500万円)に達する可能性が高いと付け加えた。
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