米ITメディアのNineToFiveMacは10日(現地時間)、iPhoneで使えるAppleショートカット2種類を紹介した。AirPodsのノイズキャンセリングを素早く有効化するものと、iOS 18でたどり着きにくくなったアプリ別の設定画面を直接開くものだ。
1つ目は、AirPods Proの主要機能であるアクティブノイズキャンセリング(ANC)をすぐに有効化できるショートカット。ANC対応のAirPodsで利用でき、コントロールセンターに追加しておけば、必要なときにワンタップでノイズキャンセリングをオンにできる。
従来はAirPods本体を操作して切り替える必要があったが、その際に誤って外部音取り込みモードへ切り替わってしまうことがあった。このショートカットはそうした煩わしさを減らす手段として使え、設定もAirPodsを登録するだけで済むという。
2つ目は、アプリごとの設定画面をすばやく開くショートカットだ。iOS 18では「設定」アプリの構成が変わり、アプリ別設定を探しにくくなったが、このショートカットを使えば、利用中のアプリの設定画面へ直接移動できる。
コントロールセンターに追加しておけば、「設定」アプリを開いて一覧をスクロールする手間がなくなり、1回のタップで目的の設定にアクセスできる。使い方に慣れるまで多少時間はかかるものの、定着すれば設定画面への到達は大幅に速くなるとしている。
NineToFiveMacは、Appleショートカットの利点は新機能を加えることではなく、繰り返し行う操作をより速く、簡単に置き換えられる点にあると紹介。AirPodsのノイズキャンセリング切り替えやアプリ別設定へのアクセスのように、日常的によく使う機能ほど効果を実感しやすいとしている。
今回取り上げられた2つのショートカットは、既存機能の使い勝手を小さな工夫で改善できる例といえそうだ。iPhoneユーザーにとっては、新機能の追加以上に、いまある機能へどれだけ素早くたどり着けるかが利便性を左右することを示している。