SpectorのAI面接官「Effy」

HRテックスタートアップのSpectorは3月11日、AI面接官「Effy」の提供を開始した。求人票や求める人物像、職務に必要な能力を基に質問を自動生成し、リアルタイムで面接を進めるのが特徴だ。

Effyは、企業が登録した求人票や職務要件を基に、面接で確認すべき要素を抽出する。これに候補者の経歴情報を反映し、候補者ごとの質問を自動で設計する仕組みだ。

面接はリアルタイムで進行する。音声面接では、STT(Speech-to-Text)を通じて応募者の回答をその場でテキスト化し、保存する。平均面接時間は約1時間としている。

質問は定型的な設問を順に並べる方式ではない。回答が曖昧だったり具体性を欠いたりする場合は、追加の質問を重ねながら、必要に応じて経験や判断の根拠を確認していく。特定のテーマについては最大4回まで掘り下げ質問を行い、確認が済めば次のテーマに移る。

同社によると、従来のAI面接は回答内容の分析や採点に重点を置くケースが多かった。一方、Effyは質問設計と確認プロセスの構造化に重点を置き、HR担当者が判断に使える根拠を整理して提示する点を強みとしている。

キム・ギョンウク代表は「面接の質を高めようとすると時間がかかり、効率を優先すると見極めが浅くなるというジレンマがあった」とコメント。「Effyは、一定水準以上の見極め精度を維持しながら、面接準備や結果整理にかかるHRリソースの削減に焦点を当てたAI面接官システムだ」と述べた。

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