Rippleは3月11日、豪州の金融サービスライセンス(AFSL)の取得を進めると発表した。BC Payments Australiaの買収を通じてライセンスを確保し、豪州での事業基盤を強化するとともに、アジア太平洋地域で規制対応型のサービス展開を拡大する。
同社は、BC Payments Australiaの買収手続きが完了すれば、資金手当から外国為替、流動性管理、着金まで、一連の決済業務を一体で担う統合型プラットフォームを運営する計画だ。
この仕組みでは、既存の銀行ネットワークとデジタル資産を組み合わせて運用する。ライセンス取得後は、決済ルートの最適化や決済の迅速化、取引先リスクの低減が可能になるとしている。顧客企業は、複数の仲介事業者を個別に管理したり、ブロックチェーンを直接扱ったりする必要がなくなると強調した。
アジア太平洋地域担当代表のフィオナ・マレー氏は「ライセンスの確保はRippleの戦略の中核だ」とコメントした。その上で、「豪州はRippleにとって重要な市場であり、今回のライセンスを通じてRipple Paymentsの地域展開をさらに進められる」と述べた。
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