MacBook Neo。写真=Apple

Appleの廉価ノートPC「MacBook Neo」は、内部スペースの大半をバッテリーやスピーカー、タッチパッドが占め、基板や主要部品の占有面積は比較的小さい構造であることが分かった。

米ITメディアの9to5Macは3月10日(現地時間)、IT系YouTuberのDave2Dによる分解・分析内容を取り上げ、MacBook Neoは価格の割に仕上がりが良好な一方、メモリ容量や一部ハードウェア仕様には制約があると伝えた。

それによると、MacBook Neoの内部はバッテリー、スピーカー、タッチパッドが大きな比率を占める。価格は約500〜600ドルながら、筐体にはフルアルミボディを採用し、片手でも開けやすいヒンジ構造を備える。製品パッケージには20Wの充電アダプターと充電ケーブルが付属する。

ディスプレイは60Hz駆動で、色域はsRGBに対応する一方、P3には対応しない。表示性能は上位モデルに及ばない仕様となっている。

プロセッサはA18 Proを搭載した。8GBメモリとの組み合わせで、Webブラウジングやメール、写真編集、軽めの動画編集といった一般的な用途には十分と評価されている。グラフィックス性能はカジュアルゲームが動く水準だが、高い処理負荷がかかる作業では限界があるという。ストレージの読み込み速度は約1600MB/sだった。

一方で、メモリは8GB固定で増設できず、動画編集や大規模プロジェクトなどの高負荷作業では性能面の制約が目立つ可能性があると指摘された。高性能用途よりも、学生や一般ユーザーを含む教育市場を主眼に置いた製品とみられている。ストレージとメモリはいずれもユーザーによるアップグレードには対応しないが、内部はねじ止め中心で、比較的分解しやすい設計だという。

タッチパッドは、従来のMacBookで採用されてきたハプティック式ではなく、新たな機械式を採用した。中央のボタン機構の上にプレートを載せた構造で、多くのWindowsノートPCに搭載される機械式タッチパッドより精度は高いと評価された。ただ、素早くクリックした際には入力が取りこぼされる場合があるという。

スピーカーも内部スペースの多くを占める大型設計となっている。音量は確保されているものの、低音の厚みは限られると評価された。

バッテリー容量は36.5Wh。明るさ次第では1日使える水準とされた。付属充電器は20Wだが、最大30W充電に対応し、満充電までは1時間超を要すると伝えられている。

外部端子はUSB-Cポート2基とヘッドフォン端子1基のみ。USB-Cは片方がUSB 3、もう片方がUSB 2に対応し、MagSafe充電には対応しない。専門家は、価格面での競争力は高い一方、より高い性能や機能を求める場合は上位モデルのMacBook Airを選ぶ方が適している可能性があると評価した。

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