SBVAは3月11日、AI研究の第一人者として知られるヤン・ルカン(Yann LeCun)氏が設立したAMI(Advanced Machine Intelligence)のシードラウンドに、約500億ウォン(約55億円)を出資したと発表した。
今回のラウンドには、Greycroft Partners、Cathay Innovation、Hiro Capitalなどのグローバル投資家に加え、NVIDIAも参加した。
SBVAは既存ファンドの「2023 Alpha Korea Fund」と「Alpha Intelligence Fund」に加え、新たに組成した「Alpha AI Architecture Fund」を通じて投資を実行した。
AMIは、自己教師あり学習(Self-supervised Learning)とJEPA(Joint Embedding Predictive Architecture)を中核に据えた「ワールドモデル」の開発を進めている。AIが人のように世界を捉え、推論できる実用的な知能の実現を目指す。
AMI関係者は、「SBVAが単なる財務投資家にとどまらず、アジアのエコシステムを横断する戦略的パートナーとして参画したことは、AMIのグローバルなビジョンと挑戦的な目標を示すものだ」とコメントした。さらに、「今回のパートナーシップは、韓国を含むアジア全域で協力関係を広げるうえで重要な節目になる」とした。
SBVAのチャン・ユジン常務は、「AMIは物理世界を理解するワールドモデルを先導する中核企業だ」と述べた。その上で、「AIのパラダイムが『フィジカルAI』へ移る転換点において、韓国とアジアの産業エコシステムが次世代AI技術と戦略的に結び付く重要な契機になると期待している」と語った。