Amazon(写真=Shutterstock)

Amazonが、AIショッピング機能を巡るPerplexityとの法廷闘争で仮処分を確保した。CNBCが10日(現地時間)報じたところによると、米連邦地裁は、PerplexityのAIブラウザ「Comet」を通じたAmazonサイトへの無許可アクセスについて、差し止めを命じた。

PerplexityはCometを使い、ユーザーによるAmazon上での商品検索や購入を補助していた。これに対しAmazonは、こうした利用が同社の許可を得ていないアクセスに当たると主張していた。

CNBCによると、米連邦地裁のマクシン・チェスニー判事は、AmazonがPerplexityによる無許可アクセスへの対策として5000ドル超(約75万円)を支出し、従業員も対応ツールの開発に相当の時間を割いた点を重視した。そのうえで、本案でもAmazon側に勝算がある可能性が高いとして、仮処分を認めたという。

Amazon広報のマクシン・タギー氏は「信頼できるショッピング体験を維持するための重要な措置だ」とコメントし、司法判断を歓迎した。一方、Perplexityは「ユーザーが望むAIを選ぶ権利を守るために戦う」として反発している。

Amazonは裁判で、PerplexityのAIエージェントが顧客データの安全性を脅かすほか、広告運用にも支障を及ぼすと訴えた。AIが広告トラフィックを発生させれば、その検知やフィルタリング対応が必要となり、広告主との契約維持が難しくなるおそれがあるとしている。

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