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米サイバーセキュリティ新興企業Armadinが、シードおよびシリーズAで1億8990万ドル(約285億円)を調達した。MandiantをGoogleに54億ドルで売却したケビン・マンディア氏が設立した企業で、AIを悪用した攻撃に対抗する自律型セキュリティエージェントの開発を進める。

米TechCrunchが10日(現地時間)に報じた。今回の調達はAccelが主導し、GV、Kleiner Perkins、Menlo Ventures、8VC、Ballistic Venturesに加え、米中央情報局(CIA)系組織のIn-Q-Telも参加した。

TechCrunchによると、今回の調達はセキュリティ分野のスタートアップに対する初期段階の投資としては過去最大級という。

マンディア氏はセキュリティ業界の著名な起業家で、Kleiner Perkinsのテッド・シュライン氏とともに、セキュリティ特化型ファンドのBallistic Venturesを共同設立したことでも知られる。

同氏は、AIを悪用する攻撃者の出現に警鐘を鳴らしてきた。「AIが攻撃側に回れば、従来は数日かかっていたハッキングが数分で完了する」との見方を示している。

こうした危機感を背景に、Armadinは人手を介さず脅威を学習し、対応まで担う自律型セキュリティエージェントの構築を目指す。AIベースの攻撃に対抗できる自動化された防御手段を提供し、ホワイトハットがブラックハットに対して優位を確保できるよう支援する方針だ。

共同創業者には、Google Cloudでセキュリティエンジニアを務めたトラビス・ランハム氏のほか、Mandiant元幹部のエバン・ペニャ氏、Googleのセキュリティ運用チームに所属するデイビッド・スレイター氏が名を連ねる。

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