科学技術情報通信部の看板。写真=科学技術情報通信部

韓国の科学技術情報通信部は10日、国家人工知能(AI)コンピューティングセンター整備事業の優先交渉権者に、Samsung SDSコンソーシアムを選定したと発表した。今後、政策金融機関との最終協議や実施協約の締結を経て、最終事業者を確定する。

今回の選定は、公募開始から約4カ月でまとまった。2025年10月には、Samsung SDSがNaver Cloud、Samsung C&T、Kakao、Samsung Electronics、Clush、KT、全羅南道、Seonamhaean Enterprise City Developmentなどとコンソーシアムを組成し、単独で応札していた。

公募後は、科学技術情報通信部が事業計画書の適格性などを確認する技術・政策評価を実施した。これに続き、韓国産業銀行と企業銀行などの政策金融機関が、出資や融資を含む資金調達の実現可能性を見極める金融審査を進めた。

Samsung SDSコンソーシアムは、事業用地として全羅南道・海南の「ソラシド・データセンターパーク」を提案した。2028年までに、GPUを含む先端AI半導体1万5000枚を確保することを中核目標に掲げている。

これを基に、産業界と研究機関向けのAI研究開発・サービス支援、国産AI半導体の活性化、グローバル企業との協力拡大といった取り組みを進め、国内AIエコシステムの成長を後押しする計画だ。

今後は、科学技術情報通信部と政策金融機関、Samsung SDSコンソーシアムが、官民共同出資の特別目的会社(SPC)の取締役会の構成や運営方針、官民の権利・義務関係などの詳細を詰める。その後、韓国産業銀行と企業銀行の最終出資承認手続きを経て実施協約を締結し、最終事業者を確定する。

科学技術情報通信部の人工知能インフラ政策官は、「国家AIコンピューティングセンターは、AI高速道路の中核インフラであり、AIエコシステムの成長基盤でもある。その整備がいよいよ本格化する」と述べた。その上で、「2028年までにセンター整備を完了できるよう、Samsung SDSや関係機関と緊密に連携し、事業を迅速に進めていく」と語った。

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