Unnetは、AI市場を見据えたデータベースプラットフォーム事業を強化する。運用系DBと分析・AI処理を分離しつつ連携させるデータ基盤「TarantulaDB」を軸に、企業のAI活用を支える基盤需要の取り込みを狙う。
同社によると、TarantulaDBはPostgreSQLベースのエンタープライズDB。高可用性(HA)、自動フェイルオーバー、バックアップ/リカバリー、セキュリティ、SQLチューニング、異機種連携などの機能を一体で提供する。基幹業務のトランザクション処理は、この運用系DBで担う。
一方、大規模な分析やAI活用は「TarantulaDB」のレイクハウス構成で処理する。データウェアハウスの分析性能とデータレイクの拡張性を組み合わせ、構造化データと非構造化データを単一アーキテクチャで管理できるようにした。AIツールやBIツールとの連携にも対応する。
これにより、運用系DBに負荷を集中させることなく、大規模データ分析と機械学習の学習処理を並行して進められる構成を実現したとしている。
キム・ジュソプ代表は「高性能DBを導入すれば、そのままAI活用まで自然に拡張できると考える企業は多い。しかし実際には、運用DBの上に分析やAIのワークロードを重ねた結果、性能低下、コスト増、運用リスクが同時に表面化するケースが少なくない」と述べた。
その上で「AIでは、モデル開発に先立ってデータ構造と運用戦略を設計することが重要だ」と強調した。
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