Roadsystemは3月9日、社団法人韓国医療観光振興協会と、外国人向け医療観光プラットフォームの構築に向けた戦略的業務提携(MOU)を締結した。TripPASSを基盤とするプリペイドカードを共同発行し、医療観光分野の認証・決済基盤を整備する。
提携の中核となるのは、Roadsystemが運営する観光フィンテックプラットフォーム「TripPASS」を活用したプリペイド決済カード「K-Medicon(メディコン)カード」(仮称)の共同発行だ。外国人医療観光客は、医療費の支払いに加え、観光、買い物、交通でも同カードを利用できる。
TripPASSは、モバイルパスポートを基盤としたeKYC(電子本人確認)技術を通じ、外国人観光客向けに認証と決済を一体的に提供するプラットフォームという。
両者はこのほか、AIとビッグデータを活用した医療観光マーケティングの高度化や、外国人医療観光客の誘致拡大にも共同で取り組む。既存の医療観光産業で課題となってきた送客の流れの不透明さや決済の不便さを、デジタルプラットフォームで改善する狙いがある。
役割分担では、韓国医療観光振興協会が加盟病院ネットワークとグローバルチャネルを通じた患者誘致や海外マーケティングを担い、Roadsystemがプラットフォーム構築と決済サービス運営を担当する。
韓国医療観光振興協会のキム・ジングク理事長は「今回の提携は、韓国の医療観光産業がデジタルプラットフォームを基盤に高度化する重要な転換点になる」とした上で、「外国人患者がより安全かつ便利に韓国の医療サービスを利用できる環境を整えていく」と述べた。
Roadsystemのチャン・ヤンホ代表は「医療サービスと観光消費をつなぐ新たなデジタル観光インフラモデルを構築する」とコメントした。