Appleの次期「MacBook Pro」を巡り、M6世代でタッチ対応やOLEDディスプレイの採用など、大幅な刷新が行われる可能性が浮上している。
米ITメディアの9to5Macは3月6日(現地時間)、AppleがM5 ProおよびM5 Maxを搭載したMacBook Proを発売したと報じた。そのうえで、次世代のM6 MacBook Proでは複数の新機能が加わるとの見方を伝えている。
最大の注目点の1つが、タッチ対応だ。Appleはこれまで、ノートPCにタッチ操作は不要との立場を維持してきたが、M6 MacBook Proでは補助的な入力手段としての採用を検討する可能性があるという。キーボードやトラックパッド、マウスを基本としつつ、必要に応じてタッチ操作を使える形が想定されている。
これに合わせて、OS側の最適化も進む見通しだ。次期macOS 27ではタッチ入力を前提とした調整が行われ、スクロール操作や画像、PDFの拡大・縮小などで、iPhoneやiPadに近い操作感が実現する可能性がある。BloombergのApple担当記者、マーク・ガーマン氏は、Macでもタッチを生かした直感的な操作が可能になると伝えている。
ディスプレイの刷新も有力視されている。M6 MacBook Proは、Macで初めてOLEDパネルを採用する可能性が高いという。14インチと16インチの構成は維持しながら、OLEDの採用によって色再現性やコントラストの向上が見込まれる。業界では、iPad Proに採用されたタンデムOLED技術が使われる可能性も取り沙汰されている。
デザイン面では、従来のノッチに代えてDynamic Islandを取り入れる可能性もある。画面上部に小型のカメラ用カットアウトを設け、Dynamic Islandのインターフェースを適用する案だ。システムアプリに加え、サードパーティー製アプリにも活用範囲が広がるとの見方が出ている。
もう1つの焦点が、セルラー対応だ。M6 MacBook Proには、Appleの次世代モデム「C2モデム」が搭載される可能性があるとされる。これは将来的にiPhone 18 Proへの採用が見込まれるモデムと同等仕様と伝えられている。セルラー機能が加われば、MacBook ProはMacラインアップで初めてモバイル通信に対応するモデルとなる可能性がある。
もっとも、これらの変更がすべて正式採用されるかは現時点では不透明だ。Appleが次世代MacBook Proでデザインと機能の両面を大きく見直す可能性はあるものの、最終的な仕様は正式発表を待つ必要がある。