Shinhan Financialは3月9日、6日に実施した新種資本証券の需要予測で5290億ウォンの需要を集めたと発表した。これを受け、発行額は当初計画の2700億ウォンから4000億ウォンに増額し、発行金利は4.20%に決定した。
今回の発行は、主要金融持株4社の中で今年初となる条件付資本証券で、5年コールオプション付き。機関投資家から当初計画の約2倍の需要を集めたことから、発行規模を拡大した。
金融当局が市場の不確実性に備え、市場安定策の発動準備を強調する中でも需要予測が順調に進んだことで、国内資本市場の資金調達機能が安定していることを示したとの受け止めが出ている。
地政学リスクなど対外不確実性が続く局面でも、機関投資家の投資需要が底堅かった点は、国内資本市場の安定性と金融機関に対する信認を改めて裏付けた格好だ。
Shinhan Financialは前回の発行でも、世界的な金融引き締めと利上げ局面が本格化した2021年8月以降で最低水準となる3.26%の金利で新種資本証券を発行した実績がある。
同社は今回の需要予測について、財務健全性や基礎体力を重視する債券投資家が、地政学リスクなど不確実性の高い環境下でもShinhan Financialへの信頼を維持していることを示す結果だとみている。
Shinhan Financialの関係者は「今後も市場との積極的な対話と先手の資本・流動性管理を通じて、金融市場の安定に貢献していく」とした上で、「安定した資本基盤を土台に、持続可能な成長と株主価値の向上を続ける」と述べた。
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