「コリア・バリューアップ指数」編入企業の懇談会であいさつするチョン・ウンボ韓国取引所理事長。写真=韓国取引所

韓国取引所は9日、チョン・ウンボ理事長が10日(現地時間)に米ボカラトンで、EurexとICE Futures USそれぞれと、韓国関連指数先物の取引時間拡大に向けた契約を締結すると発表した。あわせて、英国ロンドンでは機関投資家を対象とするKOSPIロードショーも開催する。

対象となるのは、Eurexの「MSCI Korea Index Futures」と、ICE Futures USの「FTSE South Korea Index Futures」。今回の契約により、投資家は欧州と米国の取引所を通じて韓国関連デリバティブを継続的に取引できるようになる。

韓国取引所によると、これは政府が公表したMSCI先進国指数編入ロードマップに盛り込まれた施策の一つである「韓国関連デリバティブへのアクセス改善」の一環だ。

チョン理事長は、今回の契約によって欧州と米州の取引所でも韓国関連指数先物の24時間取引が可能になり、KOSPI200先物を含む韓国関連デリバティブ市場全体の流動性向上につながるとの見方を示した。

同理事長は会期中、MSCIの幹部と面会し、韓国関連デリバティブの取引時間拡大や英語開示の活性化など、市場アクセス改善の進捗を説明する。MSCI先進国指数編入に向けた協力も求める方針だ。

その場では、韓国資本市場の規模もアピールする。韓国取引所は、同市場が時価総額ベースで世界9位に成長したと説明しており、2月26日時点の時価総額は3兆7600億ドルとしている。

さらにチョン理事長は13日(現地時間)、ロンドンでグローバル資産運用会社やヘッジファンドなど約30社の機関投資家を対象に、韓国株式市場のグローバル・ロードショーを開く。テーマは「KOSPI 6000 and Beyond」。

現地では、株主価値向上に向けた商法・税制改正、英語開示の活性化、配当手続きの改善、決済サイクル短縮など、市場インフラ改革の内容を重点的に紹介する。

チョン理事長は、政府と韓国取引所が進める資本市場制度改革の成果と投資環境の変化をグローバル投資家に積極的に発信し、韓国株式市場を「グローバル・プレミアム市場」として定着させたい考えを示した。

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