キャリアプラットフォームを手がけるSaraminは3月9日、新卒・インターン向けサービスを全面刷新したと発表した。AIを活用して就職活動を支援する構成に改めた。3月中には自然言語検索に対応したAIエージェントも導入する。
刷新後のサービスでは、AIが履歴書情報や求人票の閲覧・クリック履歴などを基に、利用者の求職意図をリアルタイムで学習する。専攻や職種の志向に合わせて求人をレコメンドするほか、就職準備全体を支援する。
3月中に導入予定のAIエージェントは、キーワード検索にとどまらず、利用者の意図を把握したうえで最適な求人を提案する自然言語検索ベースのサービスとなる。これにより、求職者のキャリア形成支援を強化する考えだ。
同社によると、Saraminは2014年に設立したAI専門組織「AI LAB」を中心に、各種AIサービスを展開してきた。
求職者向けには、AIが自己紹介書の草案作成や添削を支援する「AI自己紹介書コーチング」、AIヒューマンとの模擬面接を通じてフィードバックを提供する「AI模擬面接」、個別の行動データを分析して求人を提示する「AI求人おすすめ」などを提供している。
企業向けには、条件に合う人材を先回りして提案する「人材プール」サービスのほか、求人票の内容をAIが自動生成する「AI求人生成」機能も展開している。
Saramin関係者は「3月に提供するAI自然言語検索サービスは、求職プロセスの煩雑さを減らし、よりスマートな仕事探しを実現する革新的なツールになる」とコメントした。そのうえで「今後もHR分野で培った独自のAI技術を基盤に、企業と求職者をより迅速かつ正確につなぐAI就職エコシステムの構築を進める」としている。