文化体育観光部と韓国コンテンツ振興院(KOCCA)は9日、ハン・スンフン氏が第4代常任監査に就任したと発表した。KOCCAは、同氏が民間のIT・コンテンツ分野と公的機関の双方で実務経験を積んできた点を踏まえ、コンテンツ産業の振興と組織運営の透明性向上に寄与するとみている。
ハン氏は成均館大学校経営学科を卒業後、1998年に現代百貨店に入社。その後、初期ベンチャー企業のNaverに移り、社員約40人の組織が約1500人規模へ拡大する過程で、事業企画や広報、投資管理などを幅広く担った。
2012年には城南市の広報官に就任し、公職に転じた。以後、約4年間にわたり城南産業振興院の企画経営本部長を務め、板橋テクノバレーのコンテンツ産業分野へのファンド投資の呼び込みを進めた。
また、自治体として初めて韓国科学技術院(KAIST)城南創業センター「ジャングルオン」の新設を主導したほか、米シリコンバレーのスタンフォード大学との創業支援事業の交流にも携わった。
ハン氏は就任に当たり、「いまやK-コンテンツは国家競争力を左右する中核産業だ」とした上で、現場の声を丁寧にくみ取り、発想力に基づく創造的な事業を後押ししていく考えを示した。
その一方で、公職者として清廉かつ迅速、明確に職務を遂行する必要があると強調した。監査業務については、支援を重視した予防的監査を優先的に進める方針を示した。
原則に反する行為には明確な監査基準を適用し、機関の信頼性と説明責任の向上につなげるとしている。
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