OpenAIでロボティクス部門を率いるキェイトリン・カリンノフスキ氏が、米国防総省とのAI契約に反発し、辞任を表明した。Business Insiderが7日付で報じた。
カリンノフスキ氏はMetaを経て、2024年にOpenAIに加わった。今回の決断については、「原則に関わる問題」だと説明している。
同氏は、AIが国家安全保障で重要な役割を担うことは認める一方で、司法の統制を欠く監視が米国人に及ぶことや、人間の承認を介さない致死的な自律性については、十分な議論を経るべきだったと指摘した。OpenAIやサム・アルトマンCEOへの敬意は示しつつも、国防総省との契約締結は拙速だったとの認識を示した。
OpenAIは最近、米国防総省にAI技術を提供する契約を結んだ。競合のAnthropicが、大量監視や自律兵器化への懸念を理由に同様の契約を見送る中での合意だったという。
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