予測市場プラットフォームのKalshiが、アリ・ハメネイ氏の退任可否を対象とした市場で、死亡時の扱いを定めたルールを十分に周知していなかったとして、集団訴訟に直面している。Cointelegraphが7日(現地時間)報じた。
原告側は、この条項が利用者に適切に開示されておらず、その結果、的中した利用者が払戻金を受け取れなかったと主張している。
Kalshiは、ハメネイ氏の死亡後に当該市場の取引を無効とし、「Yes」判定とはしなかった。
これについて、共同創業者のタレク・マンスール氏は「当社は死に直接ひも付く市場を認めていない。死亡が結果に直結する市場では、それを避けるためのルールを設けている」と説明した。
一方、原告側はこうした対応を「略奪的で不公正だ」と批判し、提訴に踏み切った。
マンスール氏は、不利益を被った利用者に対し、ハメネイ氏の死亡前の最終取引価格を基準に補償する方針を示した。ただ、算定方法や支払い時期が不透明だとの批判は続いている。
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