OpenAIが、ChatGPTで導入を予定していた「adult mode(成人向け機能)」の提供を再び延期した。TechCrunchが7日(現地時間)、報じた。
この機能は、認証を済ませた成人ユーザーに対し、成人向けコンテンツへのアクセスを認めるもの。OpenAIのサム・アルトマンCEOは2025年10月、同年12月の提供開始を計画していると明らかにしていた。
ただ、その後は社内で「コードレッド」体制を敷き、開発の優先順位を見直したという。当初の12月投入計画に続き、2026年第1四半期の提供目標も見送られた。
OpenAIの広報担当者はAxiosの取材に対し、「より多くのユーザーにとって優先度の高い作業に集中するため、adult modeの提供を延期した」と説明した。その上で、「AIモデルの知能や挙動、機能の改善の方が急務だ」と述べた。
また、「成人を成人として扱うという原則は維持するが、実装にはなお時間が必要だ」ともコメントした。
延期の期間は明らかにしていない。TechCrunchは、AIの成熟度や倫理面を巡る議論が影響した可能性があると伝えている。
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