金とビットコイン。写真=Shutterstock

マクロ経済学者のリン・アルデン氏は、ビットコインが今後2〜3年で金を上回るリターンを記録し、2029年までに長期パフォーマンスでも優位に立つ可能性が高いとの見方を示した。ブロックチェーンメディアのCointelegraphが6日に伝えた。

アルデン氏は、足元で金が最高値圏にある一方、ビットコインを巡る投資家心理は依然として弱いと指摘した。それでも長期的には、ビットコインの上昇余地の方が大きいとみている。

実際、金投資家のセンチメントを示すJM Bullionの「恐怖・貪欲指数」は100点満点中72で、「貪欲」水準にある。一方、ビットコインを含む暗号資産市場の「恐怖・貪欲指数」は18にとどまり、「極度の恐怖」を示している。

ビットコインは現在7万1164ドル。昨年10月に付けた最高値12万6000ドルから44%下落している。

アルデン氏は、ビットコインと金が同時に上昇、あるいは下落する局面はあり得るとしつつも、長期ではビットコインの成長余地がより大きいと強調した。

暗号資産業界では、Coinbaseのブライアン・アームストロングCEOらが、米国で規制の明確化が進めば、2030年までにビットコインが100万ドルに達する可能性があるとの見通しを示してきた。

これに対し、著名投資家のレイ・ダリオ氏は最近、ビットコインについて、中央銀行による裏付けを欠き、プライバシーや耐量子性を巡る課題もあるとして、長期的な価値保存手段としては慎重にみるべきだとの立場を示した。

昨年10月には、CryptoQuantのチュ・ギヨン代表が、ビットコインと金の相関が高まっていると分析した。マクロ経済の不確実性が続く中、両資産は有力なヘッジ手段として位置付けられているという。

チュ氏はその上で、金が史上最高値の更新を続けるなかでも、インフレヘッジ需要はなお根強いと付け加えた。

当時のビットコインと金の相関係数は0.85を上回り、2021年10月のマイナス0.8から上昇したとしている。

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