Coinbase(写真=Shutterstock)

米暗号資産取引所大手のCoinbaseは、機関投資家向けサービス「Coinbase Prime」で、現物とデリバティブを一体管理するクロスマージン機能の提供を始めた。規制当局の監督下の先物取引とも連携する。The Blockが6日、報じた。

これにより投資家は、Coinbase Financial Marketsを通じて20以上の先物商品を24時間取引できる。Coinbase Financial Marketsは、米商品先物取引委員会(CFTC)の監督下で提供する先物取引サービスで、無期限先物も扱う。Coinbaseはデリバティブ市場での競争が激しくなるなか、2025年末に無期限先物サービスの拡充を進めていた。

新たなクロスマージン機能では、現物とデリバティブのポジションを一つのポートフォリオとして評価する。これまでは現物と先物で担保管理やリスク管理を分ける必要があったが、導入後は口座全体の残高を共通担保として活用できるようになる。

Coinbaseは、この仕組みによって、現物の買いと先物の売りを組み合わせるベーシストレードなどのヘッジ戦略で資本効率が高まるとしている。

同社は機関投資家向けのプライムブローカレッジ機能の拡充を進めてきた。カストディー、リスク管理、資金調達、貸付、執行を一体化したポートフォリオ管理基盤の構築を目指している。2025年からは「Everything Exchange」を掲げ、株式取引、トークン化、予測市場へと事業領域を広げている。

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