Lotte Shoppingが2月6日に発表した2025年通期の連結決算は、営業利益が前年比15.6%増の5470億ウォンとなった。第4四半期(10~12月期)も増収増益を確保し、百貨店事業の回復とベトナム事業の好調が収益を押し上げた。
通期売上高は13兆7384億ウォンだった。
第4四半期の営業利益は前年同期比54.7%増の2277億ウォン、当期純利益は1145億ウォンで黒字に転換した。売上高は1.3%増の3兆5218億ウォン。四半期売上高が前年同期を上回るのは、2022年10~12月期以来となる。
増益をけん引したのは百貨店事業だ。第4四半期の百貨店事業部の営業利益は25.7%増の2260億ウォン、売上高は4.4%増の9525億ウォンだった。
外国人向け売上高は前年比37%増となり、取扱高は過去最高の7000億ウォン台を記録した。海外事業も伸びた。ベトナムのLotte Mall West Lake Hanoiは四半期ベースで過去最高益を更新し、同国のディスカウントストア事業も5年連続で営業利益を伸ばした。
国内の百貨店事業では、第4四半期の営業利益が22.0%増の2204億ウォンとなった。本店や蚕室店など主力大型店への集客が堅調だったほか、利益率の高いファッション商材の販売拡大も寄与した。
一方、マート・スーパー事業の第4四半期は105億ウォンの営業損失だった。売上高は1兆6534億ウォン。マート事業単体では、通期で70億ウォンの営業損失となり、赤字に転落した。通期売上高は5兆4713億ウォンで、前年比1.9%減だった。
国内のマート・スーパー事業は、第4四半期に効率的な販促運営と外国人観光客の増加を背景に売上高が小幅に伸びた。販促費の効率化などで収益性も改善し、四半期ベースの営業赤字幅は縮小した。
海外ディスカウントストア事業の第4四半期売上高は、3.7%増の3834億ウォンだった。
赤字事業が続くeコマースでは、経営効率化の効果が表れた。第4四半期の営業赤字は28億ウォンに縮小し、売上高は315億ウォンだった。高粗利商品の構成比上昇と広告収入の増加により、売上総利益率が改善した。
Hi-Martの第4四半期売上高は5.7%減の5244億ウォンだった。2024年の付加価値税還付の反動に加え、韓国家電市場の低迷や秋夕の時期ずれに伴う営業日数の減少が響いた。
ただ、通期の営業利益は460.8%増の97億ウォンとなった。安心ケアサービスやPB商品の拡充、店舗フォーマット改革など、収益性重視の施策が寄与したとしている。
ホームショッピング事業の第4四半期営業利益は24.9%減の104億ウォンだった。前年同期の一時的な利益押し上げ要因だった付加価値税還付の反動が影響した。
もっとも、ラグジュアリーやビューティーなど利益率を重視した商品ポートフォリオへの見直しとコスト構造改革により、収益性は改善した。第4四半期売上高は2324億ウォンだった。
Cultureworksの第4四半期は22億ウォンの営業損失だった。売上高は1284億ウォンで、前年同期比39.7%増。海外大作のヒットによる映画館来場者数の増加に加え、投資・配給作品数の拡大が寄与した。
Lotte Shoppingのイム・ジェチョル財務本部長は、「2025年は大型店への集客拡大や外国人観光客の積極誘致、ベトナムなど海外事業の堅調な運営を通じて収益性を最大化した」とコメントした。今後については、「国内では競争力を一段と高め、海外市場でもプレゼンスを広げることで、持続可能な成長基盤を強化していく」と述べた。