写真=L&F

L&Fは5日、2025年10〜12月期の連結売上高が6177億ウォン、営業利益が824億ウォンだったと発表した。売上高は前四半期比5.3%減だったが、営業利益は前四半期比273%増だった。前年同期比では売上高が69.1%増え、営業損益は黒字に転じた。

10〜12月期の収益改善について同社は、ハイニッケル(Ni95)製品の出荷拡大が主因と説明した。出荷増に伴って稼働率が回復したほか、原材料価格の反発による棚卸資産評価の戻し入れ効果も寄与したとしている。

2025年通期の売上高は2兆1549億ウォン、営業損失は1568億ウォンだった。売上高は前年比13.0%増で、営業赤字幅は71.9%縮小した。通期の出荷量は前年から34%増加し、このうちハイニッケル正極材は約75%伸び、過去最大の販売量を記録した。電気自動車市場の減速局面でも、数量成長と収益性の改善を進めたとしている。

同社は、ハイニッケル分野で単独供給体制を維持していると説明した。2026年も全体の出荷量は20%以上増えると見込んでおり、通期ベースでの営業黒字転換の可能性を示した。

46φ円筒形電池向けハイニッケル正極材の供給も、2026年の業績改善要因として期待している。同製品には単結晶素材を採用し、エネルギー密度と寿命特性を高めた。高密度・高出力が求められるヒューマノイドロボットなど、次世代分野への展開を見込む。

LFP正極材事業も拡大する。L&Fは2027年までに計6万トン規模のLFP設備投資を進めており、AIデータセンターの拡大やESS需要の増加を見据えた取り組みと位置付ける。2026年7〜9月期から段階的に量産を始める予定だ。

同社のリュ・スンホンCFOは「出荷量の拡大が続き、収益性改善の流れが本格化している」とコメントした。そのうえで「2026年もハイニッケルを軸に数量成長を進め、黒字転換を通じて業績と財務の改善を続ける」と述べた。さらに「46φ円筒形電池向け材料とLFPの新規事業を通じ、中長期の成長と収益基盤を広げ、L&Fの競争力と差別化を一段と高めたい」としている。

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