CoupangとCoupang Eats Serviceは2月5日、ソウルのチョンニャンリ総合市場で商人向けのデジタル化支援を開始すると発表した。出店準備支援や商品撮影、包装資材の提供を通じてオンライン販路の拡大を後押しし、伝統市場の活性化につなげる。
今回の取り組みはCoupangが昨年、全国商人連合会と締結した「伝統市場共生協約」の一環。チョンニャンリ総合市場は1960年代初めに開場したソウル市初の総合市場で、ソウル北東部では最大規模を誇る。東大門・チョンニャンリ一帯の地域経済を支える拠点で、約150店舗に約450人の小規模事業者が所属している。
CoupangとCoupang Eats Serviceは先月から、同市場の商人を対象にオンライン販売支援プログラムを開始した。オンライン販売に不慣れな商人向けに、出店準備に関する研修のほか、メニューや商品の専門撮影支援など、販促につながるコンサルティングを提供する。
あわせて、オンライン販売で活用できる環境配慮型の包装容器を約9万個提供した。今後は同市場の特化商品をオンラインで販売するとともに、売上拡大につながるミールキット開発でも協力する方針だ。
同社は今後もチョンニャンリ総合市場と連携し、商人のデジタル競争力の向上とオンライン販路の拡大に向けた支援を継続するとしている。
Coupang Eats Serviceのキム・ミョンギュ代表は「伝統市場のデジタル化は、地域商圏の活性化に向けた重要な変化だ」と述べた。その上で「チョンニャンリ総合市場をはじめ、伝統市場がオンラインでも持続可能な競争力を確保できるよう、実質的な支援を続けていく」と語った。