Toss Bankは2月5日、資格・免許に基づいて事業を営む個人事業主向けの新商品「専門職事業者ローン」の取り扱いを開始したと発表した。対象は、医師、歯科医師、韓方医、薬剤師、獣医師、弁護士、弁理士、公認会計士、税理士の9業種。
同社は、免許・資格情報をオンラインで自動確認する機能を導入した。国税庁の業種コードと職種ごとの資格情報を照合し、専門職該当性を自動判定する仕組みで、申込時に必要な書類を減らし、審査手続きも簡素化した。
申し込みから融資実行までの全工程は、来店不要でオンライン完結とした。担保は不要で利用できる。
創業間もない事業者や一定額超の融資では、事業所で撮影した写真とGPS情報を用いて営業実態を確認する手続きを適用する。一定額以上の融資が必要な場合には、非対面で資金使途も確認する。
同社は、オンライン環境でも融資目的に沿った資金執行を担保できるよう運用体制を整えたとしている。
商品設計では、専門職の事業特性を踏まえ、創業資金と運転資金の双方に対応した。事業者登録から3カ月未満は創業資金、3カ月以上は運転資金として申し込める。
また、創業資金・運転資金向けの事業性融資として、総負債元利金返済比率(DSR)規制の適用対象から除外される。
融資限度額は最大5億ウォン。金利は2月4日時点で年3.99〜7.57%で、返済方式は1年満期の一括返済型。最長10年まで延長でき、中途返済手数料はかからない。
Toss Bankは今回の新商品投入により、既存の「社長向けローン」のラインアップを専門職領域まで広げた。
Toss Bankの関係者は「専門職の個人事業主が創業や事業運営に必要な資金を手軽に調達できるよう商品を投入した」と述べた上で、「市場の反応を見ながら、対象職種と限度額を段階的に拡大する計画だ」としている。