Amazon MGM Studiosは、映画・テレビ制作向けAIツールの開発を進めており、3月から業界パートナー向けのクローズドベータを開始する。制作チームの業務を支援し、制作効率の向上とコスト削減につなげる狙いだ。
TechCrunchは2月4日(現地時間)、Reuters報道を引用する形で、Amazonが社内テストを終え、3月にクローズドベータプログラムを始めると伝えた。
Amazon MGM Studiosのアルバート・チョン氏は、「このツールはクリエイターを置き換えるものではなく、制作チームを支援するためのものだ」と説明。そのうえで、「制作効率を高め、コストを削減することが目標だ」と述べた。
Amazonは現在、『マレフィセント』のプロデューサー、ロバート・ストロンバーグ氏や、『ビッグバン★セオリー』で知られるクナル・ナイヤー氏、Pixar出身のアニメーター、コリン・ブレイディ氏らと協力し、AIツールの活用方法を検討している。Amazon Web Services(AWS)とも連携し、大規模言語モデル(LLM)の活用も視野に入れる。
Amazon MGM Studiosは、すでに映画制作の現場でAIを活用している。『House of David』シーズン2では、AIで生成したシーンを約350回使用したという。TechCrunchは、NetflixでもAIを使って建物の崩壊シーンを制作するなど、AIを活用したコンテンツ制作が広がっていると報じた。
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