AmazonがOpenAIへの数百億ドル規模の出資を協議する中、両社がAmazonのAI製品向けカスタムモデルの開発契約についても協議していることが分かった。米The Informationが4日(現地時間)、関係者の話として報じた。
契約が成立すれば、アレクサの音声アシスタントなどで、用途に最適化したOpenAIのモデルを活用できる可能性がある。
The Informationによると、OpenAIにとってこうした契約は売上拡大につながる一方、GoogleやAnthropicとの競争が激しくなる中で、社内リソースが分散する懸念もある。
また、AmazonがOpenAIのカスタムモデルを利用する場合、どの程度の価格優遇を得られるかは不透明だという。
Amazonはこれまで、ショッピングアシスタントやAIコーディングエージェント、企業向け検索ツールなど、個人向け・法人向けのAI製品にAnthropicのモデルを活用してきた。関係強化の一環として、Anthropicにはこれまでに約100億ドル(約1兆5000億円)を投じている。
それでも、Amazon社内ではAnthropicのモデルの最適化を進める過程で、さまざまな制約に直面してきたという。The Informationは、AmazonがAnthropicから、MicrosoftがOpenAIから得ているような特別な優遇条件を引き出せなかったとも報じた。
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