科学技術情報通信部は4日、「2026科学技術研究開発(R&D)政策・主要事業説明会」を開き、基礎研究のセーフティーネット拡充と戦略技術の育成に重点を置く方針を示した。同部は、2026年の政府R&D予算35兆5000億ウォンのうち、科学技術R&Dに約6兆4000億ウォンを投じる。
説明会は建国大学の学生会館で開催された。研究者らに今年のR&D政策と主要事業を説明する目的で開かれ、産学研の研究者や大学の産学協力団関係者など約300人が参加した。YouTubeでオンライン生中継も実施した。
同部は「2026科学技術R&D推進方向」の発表で、過去最大規模となる科学技術R&D予算を、基礎研究の下支え強化と戦略技術の育成に集中的に配分すると説明した。今年は基礎研究課題2000件を再開し、研究のセーフティーネットを拡充するほか、基礎研究事業の管理方針も見直すとしている。
あわせて、バイオ、量子、半導体、未来エネルギーなどの戦略技術分野で、中核技術の確保に向けた方針も示した。科学技術イノベーションの加速に向け、人工知能モデルの開発と基盤整備の計画も発表した。
研究成果の事業化支援も強化する。大学や政府出捐研究機関など公共研究機関の成果活用を後押しするため、技術のスケールアップ、技術移転・事業化を担う主体ごとの能力強化支援、ラボ創業などに戦略的に投資する方針だ。
発表後には参加者との質疑応答も行われ、同部の担当部門長や韓国研究財団の各技術団長がR&D政策と主要事業について説明し、意見を交わした。
同部は「基礎研究のセーフティーネット拡充と戦略技術の育成に重点的に投資し、科学技術人材が失敗を恐れず世界最高水準の研究に挑戦できる環境を整えていく」としている。