韓国の科学技術情報通信部は2月4日、国産AI半導体の公共分野での需要創出と事業化支援を目的に、「AI半導体革新調達懇談会」を開いた。AIサーバーなどを新たな調達品目として整備し、公共調達を通じた国産NPUの導入・活用拡大を進める方針だ。
同部は2025年12月に公表した「AI半導体産業飛躍戦略」で、国家的なAI転換と連動した大規模な需要・市場創出を中核課題に据えている。
これに先立ち、2025年8月には、ファブレス企業が円滑に調達登録できるよう、調達庁と協議し、新たな調達品目として「AIサーバー」と「AI演算カード」を新設した。これにより、7社のファブレス企業が計13製品を「ナラジャント」に登録した。
同日、大韓商工会議所で開かれた懇談会では、科学技術情報通信部が国産AI半導体の公共調達の推進状況を説明した。韓国調達研究院は、革新製品の試験購入制度と申請ガイドを紹介した。
また、2025年12月に「優秀研究開発革新製品」の指定を受けたMobilitynTが、革新調達を進めるうえでのノウハウを共有した。
DeepX、MobilitynT、Rebellions、FuriosaAI、HyperAccel、DeepEye、UX Factoryの7社は、需要機関に対し、自社NPUの公共分野での活用案を提示した。
その後、国産AI半導体の導入・活用を希望する公共機関、AI半導体の活用ニーズを持つ大学、国産NPUの開発企業が、公共分野での国産AI半導体の普及策について意見を交わした。
パク・テワン科学技術情報通信部情報通信産業政策官は、「今年から国家AI大転換事業と連動した国産NPUの導入・活用を本格化する。国産NPUが公共調達市場で足掛かりを築けるよう、重点的に支援していく」と述べた。