KakaoBankは2月4日、2025年通期の当期純利益が4803億ウォン(約528億円)となり、過去最高を更新したと発表した。営業利益は6494億ウォン(約714億円)で、前年比でそれぞれ9.1%、7.0%増えた。利息収益が減少する中でも、非金利収益の拡大が全体の増益を支えた。
同行によると、預金基盤を生かした融資拡大に加え、手数料・プラットフォーム収益や資金運用収益の伸長により、収益源の多角化が進んだ。
2025年の非金利収益は、前年より22.4%増の1兆0886億ウォン(約1197億円)だった。年間で1兆ウォンを超えるのは初めて。営業収益3兆0863億ウォン(約3395億円)に占める比率も35%を上回った。
手数料・プラットフォーム収益は、貸出・投資プラットフォームと広告事業の成長を背景に、前年比2.9%増の3105億ウォン(約342億円)となった。
KakaoBankアプリで他の金融機関の信用貸出や住宅担保貸出を比較できる「ローン比較サービス」では、2025年の提携金融機関における融資実行額が5兆ウォン(約5500億円)に達し、前年から約50%増加した。
投資商品も拡充した。パーキング型投資商品「MMFボックス」は、提供開始から6カ月で残高が1兆1000億ウォン(約1210億円)を超えた。あわせて、目標転換型ファンドなどの新商品も追加した。
広告、共同貸出、決済、旅行、サーベイなどの手数料事業の拡大も、非金利収益の押し上げ要因となった。資金運用収益は2025年に6708億ウォン(約738億円)だった。
個人事業者向け融資残高は2025年末時点で3兆0550億ウォン(約3361億円)となり、前年末比で1兆2000億ウォン、61.3%増加した。中・低信用層向け融資残高の比率は32.1%だった。
延滞率は第4四半期時点で0.51%となり、前年同期の0.52%から小幅に改善した。