ステーブルコイン発行元のTetherは、ビットコインのマイニング向けオープンソースソフトウェア「Mining OS(MOS)」を公開した。Cointelegraphが2月3日付けで報じた。
同社は、閉鎖的とされてきたマイニング業界の透明性と拡張性を高める狙いがあるとしている。Mining OSは、個人マイナーから大規模事業者までの利用を想定したモジュール型のオペレーティングシステムだ。
Tetherは「既存のマイニング業界は、閉鎖的なシステムと独占的なツールによって制約されてきたが、Mining OSはその状況を変える」と強調した。
Mining OSは、統合型のP2Pネットワークを通じて各種機器と連携し、マイナーが設定を容易に調整できるプラットフォームも備えているという。Tetherのパオロ・アルドイノCEOは、「家庭向けから産業用途まで拡張できる包括的な運用プラットフォームだ」と説明した。
Tetherは2025年6月、オープンソースのビットコイン向けマイニングOSを開発する計画を明らかにしていた。高額な外部事業者に依存せず、マイナーが自前で運用できる環境を後押しすることに重点を置いている。
今回の公開により、Blockなどオープンソースのマイニングソフトウェアを手がける企業と競合する可能性もある。Cointelegraphによると、Blockのソフトウェアが自社のマイニングハードウェア向けの最適化を進める一方で、TetherのMining OSは多様なインフラとの互換性を重視して設計されたという。
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