BPMGは2月3日、インターネット専業銀行のKbank、タイのKASIKORNBANK、Orbix Technologyと、ブロックチェーンを活用した海外送金・決済サービスの共同開発に向けたMOUを締結したと発表した。
KASIKORNBANKは1945年設立のタイの商業銀行。デジタルトランスフォーメーションへの取り組みを進めている。Orbix TechnologyはKASIKORNBANKグループ傘下の企業で、金融分野での活用支援やタイ国内のブロックチェーン活用促進を目的としたブロックチェーン基盤「Quarix」を開発している。
4社は今後、ブロックチェーン基盤の送金・決済サービスと関連技術の開発で協力する。韓国で就労ビザを取得したタイ人労働者向けの口座開設とブロックチェーン送金のほか、タイを訪れる韓国人観光客向けの両替・決済サービスなどを検討する。
もっとも、取り組みは現時点で検討段階にある。実導入の可否は、今後の関係当局との追加協議や承認手続きを経て決まる見通しだ。
BPMGのチャ・ジフン代表は「ブロックチェーン技術企業として、ステーブルコインを適用した金融サービスの先行事例をつくっていく」とコメント。「人の往来が多く、送金需要も大きいタイとの協力を通じて、安定的で利便性の高いグローバル送金環境を構築したい」と述べた。
Kbankのチェ・ウヒョン頭取は「デジタル資産を活用した革新的な金融インフラを通じて、韓国とタイの顧客双方に実質的な利便性を提供することが目標だ」と説明。「安定したデジタル金融エコシステムを基盤に、グローバル市場へ事業領域を広げていく」とした。
BPMGとKbankは今回の提携を受け、2026年から銀行口座と連動するブロックチェーン基盤の送金サービス構築に向けた実証事業を進める予定だ。