BDACSは2月3日、ウォン連動ステーブルコイン「KRW1」を、実物資産(RWA)に特化したブロックチェーンネットワーク「Plume Network」のメインネットで展開したと発表した。これにより、開発者や金融機関、資産発行者は、Plumeエコシステム内でウォン建て決済や流動性供給にKRW1を活用できるとしている。
KRW1は、韓国ウォン(KRW)に1対1で連動するステーブルコイン。Plume Networkエコシステムでは、ウォン建て決済や流動性確保の手段として利用され、開発者や機関投資家、資産発行者が、規制を踏まえたオンチェーンRWA環境でウォン建て資産を運用できるようにするという。
KRW1は2025年9月に立ち上げたステーブルコインで、発行済みトークンはすべて、韓国国内の主要商業銀行に預託したウォン資産で裏付けられている。
Plume Networkの共同創業者で最高事業責任者(CBO)のテディ・ポーンプリンヤ氏は、「KRW1のPlumeでの展開は、グローバル決済インフラとしてのPlumeの拡張性を高めると同時に、機関投資家中心のRWA市場で非ドル建てステーブルコインの需要が拡大していることを示す事例だ」と述べた。あわせて、「RWA発行が急増し、規制環境の整備も進む韓国市場では、ウォンの流動性が新たな活用機会を開く」との見方を示した。
BDACSのリュ・ホンヨル代表は、「資産のトークン化とオンチェーン金融に特化したPlume NetworkにKRW1が加わった意義は大きい」とコメントした。そのうえで、「KRW1は今後、ブロックチェーンベースの金融活動をつなぐインフラとして、活用の幅を広げていく」と述べた。