XRPは長期的な支持帯とされる1.6ドル近辺で推移している。写真=Shutterstock

暗号資産トレーダーでインフルエンサーのスコット・メルカー氏は、XRPについて、足元が主要な支持帯に位置しており、リスクリワードの観点で妙味が大きいとの見方を示した。2025年7月に付けた高値3.66ドルから調整が進んだものの、過去に強い反発を見せた水準で推移しているため、追加下落よりも上昇余地の方が大きいとみている。The Crypto Basicが現地時間2日に報じた。

メルカー氏によると、現在の価格構造は2024年11月以降の上昇局面の中で形作られた。XRPは2023年から2024年にかけての大半を0.45〜0.7ドルのレンジで推移した後、2024年11月に0.5ドル近辺から急伸し、上昇トレンドに転じた。

その後は2025年初めに2ドルを突破し、3月までは2〜3.2ドルのレンジで推移。7月には3.66ドルまで上昇した。ただ、3.5ドルを超えた水準では買いの勢いが鈍り、調整局面に入った。足元では1.6ドル近辺で推移しているという。

同氏は、1.55〜1.6ドルを週足ベースの重要な支持線と位置付ける。2024年11月の上昇ブレイク局面の中間点に当たり、かつて抵抗線として意識された水準でもあるため、現在は支持線として機能する可能性が高いと説明した。

この支持線を維持できれば上昇構造は保たれる一方、割り込んだ場合は1.3〜1.35ドルまで下押しする可能性があると警告した。さらに、心理的な節目となる1〜1.1ドルまで下落余地が広がる可能性もあるとしている。

メルカー氏がXRPを高く評価する理由として挙げたのが、損切り水準を明確に設定しやすい点だ。1.6ドル近辺で買い、支持線が崩れた場合は1.45〜1.5ドルで損切りする戦略が可能で、下方リスクを比較的限定しながら上方余地を狙いやすいとした。

短期的な抵抗線としては2ドル、次いで2.5〜2.6ドルを挙げ、この水準では売り圧力が強まりやすいと指摘した。上昇トレンドが完全に回復すれば、3.66ドルの高値を再び試す展開もあり得るとみている。

長期見通しでは、アナリストのEGRAG Cryptoが強気シナリオを示した。直近の分析では、33日指数移動平均と中心トレンドラインが1.6〜1.61ドル近辺で収束している点に注目。過去の大幅上昇局面の直前と似た構造だと説明した。

過去にはXRPが2017年に1600%、2021年に340%上昇した例があるとした上で、長期的には7ドル、最大で27ドルまで上昇する可能性も排除できないと主張した。

市場では、XRPがこの重要な支持線を維持できるかどうかが、今後の方向性を左右する最大のポイントになるとの見方が出ている。

キーワード

#XRP #暗号資産 #リスクリワード #テクニカル分析 #支持線
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.