写真=GIATECHの忠清南道・牙山工場

GIATECHは、2025年通期の営業利益が11億2000万ウォンとなり、営業黒字に転換したと発表した。売上高は362億ウォンで前年比4.1%減、当期純利益は10億ウォンだった。10~12月期の業績改善が通期黒字化を下支えした。

営業利益は前年(2024年)に比べ63.1%減少した。上流工程向け需要の鈍化で主要顧客の設備投資が先送りされたことに加え、グループ会社の合併に伴う費用増が響いた。

もっとも、業績回復をけん引したのは10~12月期だった。同四半期の営業利益は24億ウォン。上期は電気自動車需要の停滞で低調だったが、下期に入って主要顧客がエネルギー貯蔵システム(ESS)向け生産へシフトしたことを受け、持ち直したという。

同社は、二次電池と水素電池の電極向け部品・装置を手がけている。

株主還元では、差等配当の実施を決めた。普通株は1株当たり11ウォン、優先株は45ウォンを配当する一方、代表取締役で大株主に対する配当は1株当たり3ウォンに抑える。厳しい事業環境の中で会社を支えた株主を優先する趣旨としている。

今後は北米事業の拡大も進める。米インディアナ州クラウンポイント工場は2026年下半期に本格稼働する予定だ。同工場では、北米に進出したバッテリーセルメーカー向けにスロットダイを供給し、補修サービスも提供する。

現地生産によって納期を短縮するとともに、米インフレ抑制法(IRA)に基づく優遇措置の活用も見込む。

GIATECH関係者は「昨年は合併と将来投資に伴う費用を反映し、事業体質の改善を進めた1年だった」とした上で、「今年は北米での現地生産を通じ、本格的な収益性強化の段階に入る」と述べた。

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