LG Electronicsは2月3日、スペイン・バルセロナで開催される「ISE 2026」で、商業用ディスプレイにソフトウェアやAIを組み合わせた法人向けソリューションを披露すると発表した。会場では1184平方メートルの展示ブースを構える。
ISEは欧州最大級のディスプレイ関連展示会である。LG Electronicsは今回、ホテル、管制室、ミーティングルーム、学習空間、ドライブスルーなどを再現した展示を通じて、業種・用途別のソリューションを提案する。
ホテル向けの展示では、事業者と利用客の双方を対象としたトータルソリューションを紹介する。管制室では統合セキュリティシステム「LG Shield」を訴求し、学習空間ではAI電子黒板の活用法を示す。ドライブスルーのゾーンでは、衝撃が加わる環境でも使用できるディスプレイを披露する。
また、韓国ブランド6社と連携し、実店舗を模した展示も用意した。参加したのは、LG Household & Health Careの「The Whoo」、Paris Baguette、Aurora Worldの「Palm Pals」、Boksoondoga、Samyang Foods、韓国観光公社。
あわせて、商業用ディスプレイの運用管理を一元化するプラットフォーム「LG Business Cloud」を活用したソフトウェアソリューションも提示する。
超高精細マイクロLEDサイネージ「LG MAGNIT」の新製品も公開する。前面ブラックコーティング技術により高画質を実現し、広視野角によって、どの位置から見ても一貫した色再現が得られるとしている。
キャビネットはブロックのように連結でき、柔軟な拡張に対応する。キャビネットとコントローラーは最大10キロメートル離して設置できる。
「LTD」機能では、ドット単位で画面制御を自動で切り替え、運用の安定性を高めたという。
このほか、Eペーパーも披露した。帯電した色粒子が電界に応じて移動・固定することで画像を表示する方式を採用し、電力供給がなくても表示を保持できる超低消費電力製品だとしている。
本体は厚さ17.8ミリメートル、最薄部は8.6ミリメートルの薄型設計とした。
LG ElectronicsのMS事業本部長(社長)、パク・ヒョンセ氏は「製品競争力に加え、差別化した顧客価値を提供するソフトウェアソリューションの力を継続的に強化し、商業用ディスプレイ市場での主導的地位を固めていく」と述べた。