Rebellionsは2月3日、特許AIを手掛けるWert Intelligenceと、特許向けAI分野で業務提携に向けたMOUを締結したと発表した。Wert Intelligenceの特許特化LLMと、RebellionsのNPU「ATOM MAX」を軸とするAIインフラを組み合わせ、特許向けAIサービスを共同で提供する。
両社は、企業の技術文書を安全に扱いながら、実務で即活用できるサービスの提供を目指す。Wert Intelligenceの特許特化AIモデルをRebellionsのインフラ上で動作させ、オンプレミスで導入可能なフルスタック型パッケージとして展開する方針だ。
高いセキュリティ要件を持つ企業は、閉域網環境で特許向けAIを運用しつつ、性能と安全性の両立を図れるとしている。
両社は、産業現場への適用に向けた導入検証から商用パッケージ化までを視野に協業体制を構築する。これまでインフラの構築や運用に課題を抱えていた顧客に対しても、ワンストップで特許向けAIを導入できるよう支援する。
また、自国技術を軸にしたAIフルスタックのエコシステム構築を進め、日本を含むグローバル市場への展開も加速する計画だ。
Wert Intelligenceのユン・ジョンホ代表は「今回の協業は、特許向けAIを産業現場でより迅速かつ安定的に、しかも経済的に運用できる基盤を整えた点で意義が大きい」とコメントした。さらに「RebellionsのNPUインフラと組み合わせることで、特許向けAIを企業の意思決定を支える基盤へと広げ、グローバル市場でも競争力を示していきたい」と述べた。
Rebellionsのキム・グァンジョン事業総括は「AIサービスの普及が本格化する中、運用コストの効率性と安全性が重要な価値になっている」と説明。その上で「Wert Intelligenceとの協業を通じて、特許という高付加価値分野でNPUベースのAIインフラの強みを実証し、バーティカルAIに最適化したインフラ構築のノウハウを基にグローバル市場へ広げていく」と語った。