AIエージェントを開発するスタートアップのLinerは2月3日、責任あるAIのガバナンス体制に関する要件を満たしたことを示す「生成AI必須要件充足バッジ」を取得したと発表した。韓国のAI企業としては初めてという。
このバッジは、グローバルな非営利組織Responsible AI Instituteが授与するもの。同研究所は、米国国立標準技術研究所(NIST)のAIリスク管理フレームワーク(NIST AI RMF)やISO/IEC 42001、OWASPのLLMセキュリティガイドラインなどに基づく75の統制項目で審査を行っている。
Linerによると、今回の評価では合格基準を上回った。NIST AI RMFに基づく評価でも、コンテキスト定義、リスクマッピング、データガバナンスなどの主要領域で基準を満たしたとしている。
最高情報セキュリティ責任者(CISO)のソン・ヒョングン氏は、「グローバル市場でAI導入を進めるうえで、最大の論点は安全性と信頼性だ。Linerは正確性、倫理性、安全性のあらゆる面で、最も信頼されるAIサービスとしての地位確立を目指す」とコメントした。
Linerはこれまでに、SOC 2 Type IIの認証やHIPAA関連の認証も取得している。サービス企画の段階から潜在的なセキュリティリスクを検討し、不適切なコンテンツの表示を防ぐ「リスクコンテンツ管理」システムを運用するなど、セキュリティと倫理の原則を維持している。
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