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AIビジネスメッセージング企業のLinqが、シリーズAで2000万ドル(約30億円)を調達した。TechCrunchが2日(現地時間)に報じた。

Linqは、iMessageやRCSなどのメッセージングアプリ上でAIアシスタントを展開できるようにする基盤を手がける。企業向けにメッセージングAPIを提供し、顧客とのやり取りをより自然に設計できるよう支援している。

同社はもともとデジタル名刺サービスとして創業したが、その後はAIビジネスメッセージングへと軸足を移し、事業を拡大してきた。iMessageから直接メッセージを送れる仕組みを通じて、B2Bメッセージング市場のAI活用を後押ししている。

TechCrunchによると、Linqは昨年、AIアシスタント「Poke」と提携した。PokeはiMessage上で日程調整や質問への応答などをこなし、LinqのメッセージングAPIを活用して急成長したという。

その後、複数のAI企業がLinqを通じてメッセージング基盤へのAI導入を進め、同社の顧客基盤は132%増加した。

Linqは今回調達した資金を、組織拡大や技術開発、市場開拓の強化に充てる方針だ。一方、現在の事業構造がiMessageに大きく依存している点については、Appleの方針変更がリスクになり得るとの見方もある。

これに対し、エリオット・ポーターCEOは「Linqの目標は特定のプラットフォームに縛られることではない」と説明。「Slack、電子メール、Telegram、WhatsAppなど、さまざまなチャネルでAIベースの会話を支えるインフラを構築していく」と述べた。

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